【コロナ禍】熊本市大西市長、市民と事業者向けに「一丸となって乗り越えよう」とメッセージを発表

熊本市の大西市長は、17日、緊急事態宣言が全国に発令された事を受け市民へメッセージを発表した。

熊本市内は人口も多く店舗などが密集しているなどの理由で、感染拡大の可能性が高くなっていることから、感染拡大防止を万全に尽くすことが重要と熊本市の現状に触れた上で、熊本市民へのお願いとして、以下を発表した。

市民を対象に

・ 平日を含む不要不急の外出の自粛を徹底いただくこと。特に繁華街の接客を伴う飲食店等への外出の自粛を徹底いただくこと。
・ 大型連休期間中、感染が拡大している地域との往来をしないよう徹底いただくこと。

事業所を対象に

・ テレワークの活用など、感染拡大防止に向けた職場における対応を徹底いただくこと。
・ 営業時間の短縮など、事業活動の縮小について積極的に対応いただくこと。

事業継続と雇用維持として

・ 県市連携による過去最大の資金繰り支援(保証料無料、3年間利子全額補給)の実施。
・ 国に対し、雇用調整助成金の事業者負担の軽減を要望し、実現。
・ 経営、資金繰り、国県市の支援策等について、ワンストップで相談できるよう総合相談窓口を設置。

と言及。

さらに、熊本市は「熊本市経済・市民生活再建計画(仮称)」を策定し地域経済や市民生活再建に活かしていく。

大西市長は、「熊本地震に続くこの難局を、市、医療関係者、事業者、そしてすべての市民の皆様が一丸となって、乗り越えていきましょう。」と締めくくった。

市長からのメッセージ