「くまもと国際マンガCAMP」の作品集が完成、高森町で作品集贈呈式典が行われた

高森町が漫画出版社コアミックスとコラボし2018年と2019年に開催した「くまもと国際マンガCAMP」の作品が完成し、7月27日に同町で高森町をテーマにした「サイレントマンガ&イラスト」作品集贈呈式が高森小学校の校長室で行われた。

高森町からは同町が新しく作った「高森ふるさと学」を受講した町内の5年生が今回の式典に参加した。

くまもと国際マンガCAMP

株式会社コアミックスは「日本国外での漫画の発展」を目的とした世界各国の若手漫画家の育成と交流を目的とした活動を行っており、2018年より熊本県高森町と協力し世界各国から漫画家を集め廃校を教室として活用し漫画のライティングのノウハウを指導しアイディアの創生など行なった。

高森ふるさと学とは

高森ふるさと学とは、高森町が取り組む「高森に誇りを持ち、夢を抱き、元気の出る教育」をスローガンに、高森町新教育プランを策定し、高森の自然や文化を子どもたちが学び、高森町の課題に向き合い、未来のふるさと高森の在り方を模索する教育課程である。

コアミックスとは

東京都武蔵野市吉祥寺に本社を置き、2000年6月に設立された元少年ジャンプの編集長である堀江信彦氏が代表取締役を務める、漫画雑誌、コミック、書籍出版などを行っている出版社である。

世界各国から漫画クリエーターが集結

アメリカやポーランド、ベトナムといった世界31ヶ国80名の漫画クリエーターたちが高森町に集結し、同町をテーマに書き上げ文字の無いサイレントマンガを中心に描かれており、2018年版と2019年版の2冊を発刊した。

漫画の特徴

高森町を走るトロッコ列車をテーマにした作品や根子岳の麓を舞台とした作品や名産物の田楽などが描かれており、高森町を舞台に様々な漫画の世界が描かれている。

世界各国様々なタイプの漫画家達が描く絵はタッチの仕方が違い国ごとの特徴があり見どころの一つだ。

作品を見るには

完成した作品は以下のホームページから観覧できる。